ハクバノ王子サマ 第11話 感想
「望む幸せが見えても、
手遅れだってこともある」
多香子にこんなふうに思わせるなんて、
もうこの時点で泣かせてるのと同じだよ、
分かってるのか、晃太郎!
「つき合ってる女性は絶対に泣かせない」
そういうことを堂々と宣言した晃太郎を、
好きになった多香子は、自分のために、
晃太郎に変わってほしくないと思う。
「カオリさんを幸せにしてあげてください」
と多香子は言った。
「勝手に決めないでください」
と晃太郎は言うが、
カオリとウエディングドレスを選んでおいて、
よくぞこんなセリフが言えたもんだ。
多香子はドレスを選ぶ2人を見ちゃったんだぞ。
「もう少し時間を下さい」そればっかりの晃太郎。
あなたなら、どうする?晃太郎を待つ?
私が多香子なら、待たない。
江川とつき合うかどうかは別にして、
晃太郎とは別れるなぁ。
2月22日は多香子の誕生日。
他の先生のいる前で、晃太郎は、
その日は「婚約者の家族とうちの家族で食事会」
な~んて、言ってしまった。
これじゃあ、皆にはっきり、
結婚しますと宣言しているようなものだ。
晃太郎の母親が言った言葉が心に染みる。
「泣かない人生でも、
笑えなきゃ意味ないと思うわよ」
多香子と江川を見て、嬉しそうな多香子の父。
江川は勤めている会社もしっかりしている。
人柄も良さそうな人だ。
親なら、江川と結婚してくれたら…て思うよね。
晃太郎は飲み友達にも、
「振り向くな、突っ走れ」と言われたけど、
誰が見ても、カオリとゴールを
目指しているように見える。
もしも、
多香子と晃太郎が結ばれるとしたら、
お互いに、かなりのパワーが必要になる。
周りをぜ~んぶ振り切らなくてはならない。
カオリだけでなく、
親も、友達も、学校の同僚も…。
そう考えると、
かなり強引なラストになりそうだ。
いまだ何も解決していないのに、
多香子に飛行機のチケットを渡す晃太郎
東京宮崎。
多香子だって、晃太郎がカオリとのことを
きちんとした後なら、そりゃ行きたいだろうさ。
「だ~れも知ってる人がいない場所で、
ボ~としてみたい」と言ってたことだしね。
だけど、こんな中途半端なままで、
空港で待っていると言われても、
どうすりゃいいのさ。
「ちゃんとお付き合いさせて下さい」
誕生日の日に、
きちんと多香子の両親にも
挨拶するつもりの江川。
ああ、本当にいい人だ。
江川は海外赴任になってしまう。
ちょうどいいじゃないか。
一緒に行くといいよ。
たぶん行かないとは思うけど…。
そろそろ最終回も近いと思うけど、
今回も晃太郎はすっきりしなかったね…
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