FC2ブログ
   
09
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

百田尚樹 モンスター

百田尚樹の本を初めて読んだ。


『モンスター』

モンスター (幻冬舎文庫)モンスター (幻冬舎文庫)
(2012/04/12)
百田 尚樹

商品詳細を見る


バケモノと呼ばれるほど醜い顔の女。


この女がモンスターなのか? 


それとも、


人を外見だけで判断してしまう周囲の者こそが

モンスターなのか?


それとも、整形を繰り返し、

初恋の相手を思い続け、追い続けた

その執念こがモンスターなのか?


途中まで読み進んだ時、

「この本を読み終わったら、

楽しみがなくなってしまう…」と思った。


「次はどうなるの?次は?」と思っているうちに、

けっこう分厚い本だったけれど、読み終わっていた。


人は顔より心だと言うけれど、

純粋に心だけで人を選んでいる人は、

それほど多くはないと思う。


金で人の心は買えないと言うけれど、

モンスターの主人公は、

金で美しい顔を手に入れて、

人の心も手に入れた。


お金がなければ、

美しさも手に入らない。

貪欲にお金を手に入れ、

男も手に入れ、

彼女は幸せだったのか?


幸せだったと思いたい。

彼女が愛した男も、

いい人だったと信じたい。でも…。


疑問を残して本を閉じた。


以前、ビューティーコロシアムという番組で、

バケモノとまではいかないまでも、

かなり酷い顔立ちの女性が、

整形で美人に変身したことがあった。


顔のせいでなかなか就職が決まらず、

風俗で働くにも、顔が気持ち悪いと言われて、

お客がつかない、と、その女性は言っていた。


モンスターを読んで、そのことを思い出した。


人は顔じゃない。

でも、初対面なら、人は見た目で判断している。

ある程度までは、心の持ち方でカバーできる。

でも、絶世の美女とブスなら、

ブスのほうが心は良かったとしても、

絶世の美女のほうが、何かと得だと思う。


モンスターの主人公の生き方が、

果たして間違っていたのか?と考えると、

醜い顔で生きた人生より、

はるかに良い人生だったのではないか?と思える。


そんなふうに思ってしまう自分もまた、

モンスターなのかもしれない。




関連記事

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

最新記事

過去記事

プロフィール

ahaharui

Author:ahaharui
あはは☆るいです。ドラマやバラエティーの感想を主に書いています。時折、面白かった本やコミックの感想も。詳しくは自己紹介&ブログ紹介を見てね♪

カテゴリ

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QR