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夫婦善哉 第2話 感想 

関東煮屋(かんとだきや)を始めた

蝶子(尾野真千子)と柳吉(森山未來)。お酒


アホな男にも取り柄はあったようで、

食べもん道楽の面目躍如で、

味もなかなかのもん。


愛想なしの柳吉は厨房に。

接客のほうは、明るい性格の蝶子が担当。

店は繁盛していた。


そのまま2人で商売できたら、

夫婦」となったのに、

妹・藤子がお見合い結婚することで、

柳吉は荒れて飲み歩き、

蝶子に何も告げず、家を出てしまう。


藤子の夫・桐介(大東駿介)は、

柳吉に言わせると、けったくそ悪い男


桐介を演じた大東駿介。ヘアスタイルを、

一昔前の良家の坊ボンふうにしただけで、

イメージがガラッと変わった。

それに加えて、服装や態度も役になりきると、

あ~ら不思議。

正しいことを言っているのに、

どこか、いけ好かない男の出来上がり。


ご心配なく。お兄さんに変わって、

私が維康(これやす)商店を

仕切りますよって。


地蔵盆の夜、ふいに帰ってきた柳吉は、

店から手切れ金をせしめるため、

蝶子に別れたふりをしてくれと頼む。

自分が廃嫡になるのは道理と分かっているが、

もらうもんはもらわんと、気が済まない柳吉。


廃嫡(はいちゃく)推定家督相続人の家督相続権を失わせること



柳吉に言われたとおり、

芝居をするつもりだった蝶子。

でも、維康商店の番頭(平田満)に、

手切れ金を渡されて、我慢できなくなり、


わてはあの人と、

日本一の夫婦(めおと)になりまんねん!


と言ってしまう。


蝶子の発した言葉のせいで、

店からの手切れ金をもらえなかった柳吉。

柳吉は、金もなし、行くところもなし。

良かったと蝶子は言う。

お金なんかより、柳吉と一緒がいい蝶子。


これから2人で細々と店をやっていけたらと、

蝶子は思ったかもしれない。


柳吉が戻って半年ほどが経った1931年。


そんな蝶子の小さな夢も砕かれる。


蝶子の弟・信一が、母・お辰(根岸季衣)が、

倒れたことを店に知らせに来た。


厨房から顔をだし、

「はよ行たれ」と優しい言葉をかける柳吉。


弱り目に祟り目。時を同じくして、

急に「痛い痛い」とのた打ち回る柳吉。

腎臓結核だった。


入院治療費がかさみ、

せっかく手に入れた店も売り、

再びヤトナに出た蝶子。

しかし、わずかな収入は焼け石に水。


蝶子は意を決して、維康商店の若旦那に、

柳吉の入院費を貸して欲しいと頼みに行くが、

あっさり断られてしまう。


ろくな死にようしまへんで!


捨て台詞を残して帰る蝶子。


蝶子がいない間、柳吉の病室に、

娘の文子がやってくる。

文子は藤子に連れてきてもらったと言う。


お見舞金を持ってきてくれたのに、

柳吉は藤子にひどい言葉を吐いてしまう。


去(い)ね。けったくそ悪い養子と、

乳くりおうとけ!


ちょうど病院に戻った蝶子は、

帰り際の藤子と文子を見かけて挨拶する。


藤子は蝶子に、お見舞金を握らせて、


お父さんもよう知ってはります。

よう尽くしてくれとる、こない言うてはります。


柳吉の父の言葉は本当なのか、

それとも藤子の思いやりなのか、

そのへんは分からない。


藤子がくれたお見舞金を有難く思う蝶子に、

実家の弟・信一から電話が入る。

母、危篤の知らせだった。

実家へ駆けつけようとする蝶子に、

柳吉は、自分勝手なわがままを言う。


水くれ!おばはん、水くれ。水!!

親が大事か、わいが大事か。

どっちやねん、おばはん!


柳吉も病気になる前は、

「はよ行たれ」と言う思いやりもあったのに、

病気になってイライラしていたのか、

またどうしようもない男に戻った柳吉。


そんな男なのに、嫌いになれない蝶子。


蝶子は柳吉が寝ているベッドの脇で、

声も出さず、瞬きもせず、

涙をツツツと流し続ける。


こんな酷い男は、そうそうおらん?

いや、あの時代の大阪には、

けっこうおったかもしれんね。

こういう男は年をとっても変わらん。

蝶子は一生、苦労するやろね。

でも、もし、蝶子が平凡な優しい男と結婚したら、

人生が頼んのう感じて、つまらんのかもしれん。


蝶子は母の最期を看取ることができなかった。

どんなにか無念だったろう。


あんなに気の強い蝶子なのに、

病気で入院している柳吉には、

何も言えんかったんやね。


蝶子の母は、貧乏な暮らしの中でやりくりして、

郵便局の保険に入っていた。

その保険で葬儀を無事に済ませて、

香典返しをして、近所に山菓子を配って、

残りが200円ほど。


その半分を、蝶子にお見舞金として持ってきた、

父・種吉(火野正平)。


受け取れないと言う蝶子に、

これはお母ちゃんからやと言う種吉。


あの当時の100円て、

今の価値でいうといくらぐらいなんだろう?


夫婦善哉を書いた織田作之助の妻が、

つけていた家計簿をテレビで見たけど、

『麩(ふ)10』と書いてあった。


麩が10銭だと仮定して、

現在の麩の値段を100円とすると、

私の計算が間違ってなければ、

当時の100円は、現在の10万円くらいかな?


親が子を思うのは当たり前。

お母ちゃんにしてみれば、大人になった蝶子も、

「いつまでも子どもやったんやで」と言う父。

本当に親不孝な娘やったと後悔する蝶子。


さて、柳吉は和歌山の湯崎温泉に、

出養生(転地療養)に行った。


蝶子がヤトナをして仕送りした分だけでは、

旅館代を払うのが精いっぱい、のはずだった。


養生している柳吉に、

精がつく、まむし(うなぎ)や昆布を持って、

蝶子が会いに行くと、

たばこ代にも事欠いて、

寂しく暮らしているはずの柳吉が、

芸妓を何人もはべらせて、その内の

1人の芸妓に抱き着き戯れている最中。


芸妓と遊ぶ金は、事もあろうか、

妹に無心したと言う。


わてが食わしてます。

わてが養生させてます。

身を粉にして尽くしてます。


そういう蝶子の態度、言いようが

気にくわんという柳吉。


筋やないことを言わしてるのは、

お前が言わしてんねや、と言う柳吉。


自分が悪いのは人のせい。

自分が良いのは自分のせい。

そういう人、おるおる。


蝶子の怒りが爆発。

しかし、療養中の柳吉を、

どつき回すわけにもいかず。


あの時、番頭から手切れ金を受け取って別れて、


お母ちゃん助けたったら良かったやないか。


こんなアホでどうしようもない男と、

なぜ蝶子は別れないのか?


蝶子が幼馴染の材木屋の倅(せがれ)、

小河童に歌った小唄。


顔見りゃ 苦労を 忘れるような

人がありゃこそ 苦労する


ヤトナより割のええ仕事がある。

わいの妾(めかけ)にしたる、言った小河童。

蝶子の唄を聞いて、


お前はすっかり貧乏をこじらせとんな。


うまいこと言うなぁ、小河童。


柳吉のことを嫌いになれたら、

愛想を尽かすことができら、どんなにいいか。


人を好きになるという感情は、不思議なもので、

藤子の夫・桐介(大東駿介)のような、

真面目で礼儀正しい男を、

皆が好きになるかと言えば、そうでもない。


そないな事できたら、

最初っから苦労せえへんわ。


別れりゃそれで済むもんを、

別れられへんあほ2人。





第3話感想→こちら


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