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2018.08.13

この世界の片隅に 5話 感想 すずのことが好きだった水原の最後の笑顔

最後ではなく、最期。

もう会えない、永久に会えない、

だから水原はすずに会いにきた。


姑も径子も、そして周作も、

水原とすずが2人きりで話すことを

怒ったりしなかったね。


径子なら「何考えとる!」と怒りそうなのに、

嫁入り先の家の人が皆、優しい人で、

北條家の人たちの穏やかさが、

心を和ませてくれる。


周作は心の広い人なのか、

気が利きすぎる人なのか、

よう分からんけれど、

水原にとっては、戦地に赴く前に

すずと一晩、ゆっくり話せたことは

心の支えになったろう。


「おまえべっぴんになったで」

と水原はすずに言ったが、

本心だったと思う。


周作には遠慮がちに振舞うすずも、

気心の知れた水原には、

お盆で頭を叩いたり、「アホか」と言ったり。


平和な時代なら、

すずは水原と結婚していたかもね。


もう二度とすずには会えない水原。

すずにキスぐらいはしたかったろうが、

時すでに遅し。すずは周作のお嫁さん。

それに、すずは周作を心から愛している。


だからこそ、

周作がすずと水原を2人きりにして、

まるで妻を差し出すようなまねをした事が

すずには許せなかったんだね。


これまで喧嘩なんてしたことは無かったのに、

汽車の中で人目もはばからず、

夫婦喧嘩するとは…。

車掌さんの言葉に笑ってしまった。


すずの兄さんが戦争で亡くなった。

遺骨だと思っていたものが、

石ころだったことに、

生きているかもしれないと、

わずかな期待を持つすずのお母さん。


でも、石ころの意味は周作が知っていた。

部隊が玉砕して遺骨さえ拾えなかった。

家族にしたら、胸が張り裂けそうになったろう。


水原はすずに頼んだ。

「ずーっとこの世界で普通でおってくれ。
わしが死んでも、わろうて思い出してくれ」


あの時代に、この世界で、

普通でおるというのが、

どれだけ難しかったことか。


北條家の皆が風邪をひいて、

径子がどうしてもザボンが食べたいと、

まるで子どものようにすずに頼んだが、

ザボンって、そんなに美味しかったかしら?


すずはせっかく手に入れたザボンを、

例のお茶碗をリンに届けたときに、

遊郭の咳をしていた遊女に

1つ分けてあげた。


こういうところが、

水原の言う、こんなご時世に

「すずが普通で嬉しいわ」

というところなのかもねぇ。


嫁いだころは、おどおどしていたすずも、

少しずつ北條家の嫁として、

頼もしくなってきた。


5話は昭和20年のお正月から始まったが、

ついに呉軍港空襲…そして6話に続く。


これから周作は、そしてすずは、

どうなってしまうのか。

私は原作も映画も知らない。


ドラマは2018年とすずが生きた時代を

行ったりきたりしているが、今のところ、

私の頭の中では、2018年の登場人物は

完全にカットしてしまって、

必要のないものになっている。


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