2017.06.26

『蜜蜂と遠雷』恩田陸 直木賞&本屋大賞 お勧めの本です♪

コミックの『ピアノの森』のようなストーリーかと思ったが違った。

登場人物がいい人ばかりで、

ここ数年で読んだ本の中では、

一番好きかもしれない。


実際のピアノコンクールに忠実な結末だったと思う。


単にピアノが上手なだけでは

世界に通用するプロのピアニストにはなれない。

その人なりの演奏で聴衆をひきつけるのは勿論のこと、

クラッシックの場合は、その曲が作られた背景を想い、

作曲者が求めていた音や解釈を表現しなくてはならない。

しかも、演奏者に華が求められる。


そういったことを踏まえた上で、

きっちりと書かれた作品だった。

かといって、息苦しい感じではなく、

ピアノをあまり聴かない人が読んでも、

ひきこまれる作品だと思った。


直木賞受賞作は、時として、

読み終わった時に後味がよくない作品もあるが、

読書中も読後も終始、気持ちよく読めた。

そういうところが、直木賞と本屋大賞の

W受賞となったのだろう。


読みながら、コンクール参加者が弾いた曲を

その都度、聴くのも楽しそうだと思ったが、

いざそうしようと試みたら、

「いや、これは亜夜が弾いた感じではないな」とか、

「風間塵ならもっと大胆に弾くだろう」

などと、ブツブツ考えてしまい、

結局は著者が文字で表現した『音』が一番ピッタリきた。



登場人物の中で、楽器店勤務の高島明石は、

本選までは無理だろうな…と思いながら、

ついつい応援したくなる人物だった。

彼にも良い結末が訪れて安堵した。


蜜蜂と『雷雲』ではなく、

蜜蜂と『遠雷』というのも、

心憎いタイトルだと思った。


私は『蜜蜂と遠雷』を電子書籍で購入した。

初め、本屋で紙の書籍を手にとった時、

小さな文字が2段に分かれて並んでいたので、

これは読むのに疲れそうだと思ったが、

電子書籍で購入すると、縦一列に文字が並び、

文字の大きさも、好きな大きさに変えられたので、

私の場合、最後まで読めたのは、

電子書籍で購入できたからだと思う。

でも、手元に残しておきたいので、

また紙の本も購入するかもしれない。

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