2015.12.24

おかしの家 最終回 感想 「太郎の思い出の中でおばあちゃんは生き続ける」

野良猫は亡くなるときに姿を消す、と
昔からよく聞くけれど、
体が弱ってきたことを動物的な勘で察知するのか、


人目につかないところで体を休めているうちに、
衰弱して亡くなってしまうのか、
詳しいことは分からないけれど、


太郎のおばあちゃんは、
ガクッと自分の体が弱ってきたことに気づいた。


これまでずっと可愛がってきた太郎と、
離れて暮らすことを望むわけがないけれど、
太郎が納得するように、突き放した話し方をして、
施設に入った。


もしかしたら、おばあちゃんは嫁として、
介護に苦労したこともあったのかもしれないね。


礼子に迷惑をかけないように、
太郎が悲しまないように、
猫のように静かな場所を選んだのかもしれない。


だから、ラストで猫が「にゃー」と鳴いたときに、
「おばあちゃんが猫になって帰ってきた」と思ってしまった。


礼子の息子・春馬は、おばあちゃんのことを
それほど愛してはいなかったかもしれないが、
きっと太郎の年齢ぐらいになったとき、
太郎に抱きしめられたことを思い出すんだろうなぁ。


血のつながらない春馬のことを、
優しい笑顔で見つめてくれたことや、
静かな口調で話しかけてくれたことを。


太郎が春馬を抱きしめたとき、
太郎の気持ちがじーんと伝わってきて、
涙が出てしまったわ。


穏やかで優しいおばあちゃんを、
八千草薫が自然に見事に演じた。
1931年1月6日生まれの84歳。


84歳であの美しさ。
着飾った美しさではなくて、
品のある綺麗さ。
セリフを覚えるだけでもすごいと思うわ。
私もあんなふうに年を取りたい。


ひと昔前のドラマを見ているような、
心が穏やかになる素敵なドラマでした。



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