2015.03.14
マッサン 138話 感想
キャサリン、歌がうま~い。
のびやかな声で「私はキャサリ~ン♪」。
エリーも歌がうまいけど、
『リンゴの唄』はキャサリンが歌うほうが、
パワーを感じるね。
リンゴの唄が印象に残った138話。
実はリンゴの唄が作られたのは、
戦後ではなくて、戦時中だった。
サトウハチローが作詞したが、
戦時中には、軟弱だということで、
許可が下りなかった。
戦後、並木路子がレコーディングした際、
「もっと明るく」と作曲者の万城目正が注文を出して、
あの歌声が生まれたそうだ。
並木路子は戦争で父親と次兄を失い、
東京大空襲で母親も亡くしている。
明るい声でリンゴの唄を歌うのは、
さぞかしつらかったと思うが、
作曲者の万城目正に励まされて、
聴く者の心をも励ますような明るい雰囲気の
『リンゴの唄』となった。
作詞をしたサトウハチローは、
『お山の杉の子』
『小さい秋みつけた』
『うれしいひなまつり』
…などの童謡でも有名だ。
流行歌は、単に歌というだけでなく、
その歌がはやっていたころの自分と重なるよね。
リンゴの唄は、エリーの心にも、
明るい響きを残してくれたことでしょう。
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