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あさが来た 103話 感想 「性格も好みも全く違う千代とあさ」

加野銀行は支店も増えて順調だけど、
あさと千代の関係は、うまいこといかへんねぇ。


あさはつわりが酷かったけれど、そういう場合、
お母さんとお腹の中の子の性格が違うことが多いと
聞いたことがあったけど、あさと千代はその通りだしたわ。


あさは育て方を間違えたと思っているが、
新次郎はあさと千代は、
性格や興味があることが違うだけだと気づいている。


新次郎はようよう人を見ている男はんだすな。
それに人の話を聞くのがうまい。


商売でも「うん」「すん」「へぇ」を使い分けて、
新次郎はうまいことやっている。


へぇさんの真似をして使い始めた「へぇ」という相づちは、
なかなか都合のええ言葉のようで。


「へぇ!」言うたら威厳があるし、
「へぇ~」言うたら親しみがあるし 
「へぇへぇ」言うたら何とはなしに相手をいなすこともできる。



なんか分かる気がしますわ。


例えばお商売の話ではなくても、
女性なら友達同士で愚痴を言い合って
ストレス解消しようと思っているときに、
いちいち細かいことに突っ込まれるとイラッとする。
「へぇ~」「ふ~ん」「そうなんだ」「大変だったね」と、
大抵はこの4つの相づちが一番癒されますもんね。


あさも千代の話を、そんなふうにただ聞いてあげたら、
もっと仲良くなれるのにねぇ。
千代に言わせれば、あさの話は、


「細い天神ヒゲの校長先生の話と変わらへん」


ええお嫁さんになりたいと思っている千代にとっては、
あさよりも、はつのふんわりした優しさが
素敵に思えてしまうのは当然のこと。
仕事をバリバリ頑張って、
テケツ(切符)を集めているお母ちゃんは理想とは違う。


あさの商才のおかげで加野屋はつぶれずに済み、
千代はええ着物を着ていられるとしても、
そんなことは知ったこっちゃな~い、となっても、
お嬢様育ちだから仕方ないよね。


「徳川様ってどなた様だす?」


歴史だけでなく、教育全般に力を入れたいあさ。
千代には女学校に進学してもらいたいのだと思うが、
果たして千代はどうするのかなぁ。


知識と道徳を学ぶ教場も作り、
へぇさんが先生となって従業員の教育にも力を入れて、
あさは綿花を紡績会社におろす商売も始めた。
ますます大きくなりそうな加野グループ。


「そんなに大き なり続けなあかんのでしょうか」


…と、うめが言っていたけれど、
あさにはそれだけの気力も商才もあるということでしょうな。


あさのように努力した成果が目に見える形で分かったら、
きっと楽しくてやめられへんと思うわ。
努力しても儲けにもならず、疲れるだけというのが一番つらいだすな。



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