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2018.09.16

この世界の片隅に 最終回 感想 この世界の片隅にうちを見つけてくれてありがと

戦争は終わった。

だけど食べ物がない。

北條家は周作は戻ってこないが、

お義父さんも再就職できたし、

径子さんも事務の仕事に出ている。

家族がいるという幸せが

画面を通して伝わってきた。


径子とすずは『残飯雑炊』を買って、

「何が入っとるか分からん」と

ブツブツ文句を言いながらも

「うまっ」「うまっ」と2人で食べているのが

仲良くて微笑ましかった。


幸子夫婦も幸せそうで嬉しいわ。

「さっちゃん」「よっちゃん」と呼び合って、

イチャイチャしちゃって(笑)


志野のご主人も無事に戻ってきた。

すずと幸子が幸せそうだったから、

志野が心配だったけれど、ほっとした。


すずに実家から手紙が届いた。

あの日以来、お母さんは行方知れず。

妹は理由は分からないが寝たきり。

「我慢せんと泣いてええよ」と

お義母さんに言われて泣いたすず。

ずーっと心配してたと思う。


そして、広島へ行っておいでと

快く送り出してくれる北條家の家族。

ほんまに温かい人たちで良かったねぇ。


町へ買い物へ行くと言って出たまま、

すずのお母さんは帰ってこなかった、と。

お父さんもその後、すぐに死んでしまった。

お婆ちゃんと妹は生きておれたが、

どんなにか心細かったろう…。


すずが帰ってきてくれて、

妹のすみも嬉しかったと思うわ。


北條家には周作も帰ってきた。

でも、すずは実家に帰って不在。

ムッとする周作。


「何はぶて(腹を立て)とるん?」と聞かれて、

「会いたいんじゃ。はよ会いたいんじゃ」

家族の前でもはっきりと言う周作。

もう~ラブラブじゃねぇ。(* ´艸`)クスクス


すずの実家までやってきた周作。

貴重な缶詰をお土産に持って。


「すずはどうですか?」と

お婆ちゃんに聞かれた周作は、


「すずさんと一緒に生きていけるんは
えらい幸せじゃと思うとります」



ストレートに言うねぇ。ええねぇ。

すずと周作が子どものころ出会った街は、

戦争で跡形もなくなったが、

あの時も、今も、周作はすずを

この街で見つけてくれた。


「この世界の片隅に
うちを見つけてくれてありがと。
もう離れんでずっとそばにおって下さい」



この世にはたくさんの人がいて、

そのたくさんの人の中から、

たったひとりの人と出会って結婚して…。


すずと周作が出会った時代は特に、

そういう思いが強かったと思う。


新型爆弾が落ちた日に、一瞬にして

お母さんを亡くした孤児の女の子を

周作とすずは連れて帰ってきた。

径子は亡くなった晴美ちゃんの服を

その女の子に用意してあげた。


過去と現代が交差してしていたが、

現代に出てきたお婆ちゃんは、

その女の子だったのね。

すずと周作の子は

出来なかったということか、

それとも作らなかったのか。


そして、水原も帰ってきた!

「生きるで!」と海に向かって叫ぶ水原。

良かったほんまに良かった。


「負けんさんなー広島ぁ!」と、

すずと周作が叫ぶシーンと、

広島カープの試合とが交差した。

過去と現在の交差の仕方が、

ちょっとうまくいってない感じはしたが、

広島はこの前の豪雨で

被災された地域もあったので、

「負けんさんなー広島ぁ!」と

過去からの応援が届いて

その点では良かったと思う。


周作がいい男で、

ストレートにすずへの思いを口にして、

すずも周作への思いを素直に言葉にする。

つらい時代背景だったが、

ふたりが爽やかで幸せそうな夫婦で、

じ~んとしたドラマだった。


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2018.09.09

この世界の片隅に 8話 感想 リンさんの記憶も消えてなくなった…

白い制服の周作さんが

スッキリしたイケメンだ。

髪の毛をバッサリ切ってしまったすずが

周作さんが好きな髪の毛の長さを

気にしているのが可愛かった。


新型爆弾が落ちて、

実家の安否が気になるすず。


終戦の玉音放送を、近所の皆で

ラジオの前で正座して聞く。

天皇直々に日本の降伏を

日本国民に伝えたラジオ放送。


「はいはい、終わった終わった」

「負けたらどうなるん?」

「わからん。負けたことがないけんのう」

「最後のひとりまで
戦うんじゃなかったんかね?
そうじゃろ。まだ戦えるじゃろ。
まだ左手も両足も残ってるのに」


すずだけは強気に叫ぶ。

「うちは納得できん!」

仏壇の晴美ちゃんの遺骨が痛々しい。

すずの兄も、幼なじみの水原も、

この戦争で亡くなった。


すずの右手もなくなった…。


でも、すずには周作さんがいる。

北條家の人たちも、

近所の人たちも。


「すずさんに優しゅうしてくれて
ありがとう」
と径子に礼を言う周作。

その気持ち、よう分かる。

私も径子が帰ってきた時は心配やった。

すずが径子にいじめられるんじゃないかと。


径子役の尾野真知子は、

お母さん・サン(伊藤蘭)が、

「(径子は)優しい子なんよ、ほんまは」

と言ったセリフを軸にして演じた、

というような事をインタビューで答えていたが、

前回の演技を思い出しても、

なるほどそうなんだなぁと。


すずのところに届いた

文字が雨で消えているハガキによると、

すずの妹のすみは無事なようだ。


生きている者もいれば、

自分の息子なのに母親でさえ

気づかないような姿になり

死んでしまった者もいる。


悲しみに打ちひしがれる刈谷家の母。

そんなとき、幸子の婚約者は、

自分には兄がいるから、

刈谷家の「息子になる」と言ってくれた。

悲しい出来事もあれば、

心温まる出来事もある。


すずが気にしていたリンはどうなったのか。

自分の目で確かめろと言う周作。

リンに渡したリンドウのお茶碗が割れていた。

何もかもが粉々だ。

「人が死んだら記憶も消えてなくなるじゃろ。
それはそれで贅沢なことかもしれんよ」


すずはリンの言葉を思い出す。

本当にそうなんだろうか。

確かに嫌な事や悲しい事も、

嘘をついた事も何もかも消えるのは、

考え方によっては

贅沢なことなのかもしれんね。

死んでも尚、人の思いだけが残ったら、

それこそ死んだ者も、生きている者も

耐えられないと思うから…。


平和な時代でも、

生きている者にはいつか、

死と直面する時がくる。

そう思うと、この一瞬一瞬が

限りなく大切に思えてくる。


ラストは毎回現代に切り替わるが、

どういうオチで締めくくられるのか、

見ていてがっかりすることが無いように、

うまく締めくくってくれるといいのだけれど。

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2018.09.03

この世界の片隅に 7話 感想 径子の強さと優しさがよく分かる回だった

7話は径子という人が

よく分かった回だった。


不発弾が爆発して、晴美が亡くなり、

すずだけが戻ってきた。

普通は径子の立場なら、

すずの事を考える心の余裕はないが、

径子は配給のときに、

幸子と志野に言った。

「じゃけあんたらが何とかせぇ。
うちはなんもできん。
うちはなんもせん」


なんと強くて優しい人なんだろう。


径子にすずのことを頼まれた幸子は、

すずが右手を失ったことで弱音を吐くと、

すずの頭をぐーで殴った。

睨んでいるすずに、幸子は、

「右手がないなら左で殴ればええわ」と。


そう言われたすずは、

本気で殴り返してたよね?

ぐーで何発も。

ホントに痛かったと思うよ、幸子は。


志野は2人を止めるわけではなく、

横から幸子を一発殴った。

「なんで…?」と、

いぶかしげな顔で志野を見る幸子に、

私も思わず笑ってしまった。


すずは絵が得意だったのにねぇ。

料理もできないながらに、

右手で包丁を持ち、

一生懸命頑張ってきたのに。


でも現代版で、前回だったか、

すずの絵が残っていたから、

すずは左手でいろんな事が

こなせるように努力したんだろう。


周作も戻ってきた。

北條家の人たちは皆、優しい。

お姑さんも、お舅さんも、周作も、

み~んな、すずが無事に戻ってきたことを

「えかった、えかった」と、

口をそろえて言う。


それがすずにとってはつらい。

その気持ちも分かるが、

冷たく責められたら、

それこそ居場所がないと思う。

すずは北條家にお嫁にこれてよかった。


呉は空襲警報が発令される日々が続いた。

サギが庭先に立っていたとき、

すずはサギを助けようとして、

遠くへ追い払おうと、

家の外まで走って行った。

それがどれだけ危険なことか。

晴美のことが頭をよぎって、

とっさにサギを助けようとしたんだろう。


周作がすずを助けにこなかったら、

機銃掃射(きじゅうそうしゃ)で

すずは死んでいたと思う。


死と隣り合わせのそんな時に、

広島に帰る、だの、

広島に帰るのなら、

リンの消息は教えない、だの、

あの夫婦は子どもみたいで、

怖い場面なんだけど、そのおかげで

心がきゅーとならずに済んだ。


すずは、リンのことを

友達だから見て来てほしい、

と周作に頼んだが、

半分は周作の気持ちを思って

そう頼んだのかなぁ。


「すずは歪んどります」と、

すずの心の声が何度も叫んだが、

周囲の人たちがいい人たちだから、

歪む程度にとどまったんだと思う。


広島に帰ると言うすずに径子は、

「好いた人に早く死なれ、
息子には会えなくなり、
娘には死なれた。
でも不幸せとは違う。
自分で選んだ道じゃけぇね」
と言う。


強い人じゃねぇ。

自分で選んだとしても、

心が折れてしまうわ。

心が折れるどころか、

径子はすずの事も思いやっている。


右手が使えないすずのために、

もんぺにゴムを入れてあげたりね。


そして、晴美は亡くなったけれど、

「こないだは悪かった。
晴美の死んだんをあんたのせいにして」


と、すずに謝った。


北條家で今、一番つらいのは、

径子かもしれないね。


「周りに決められて、
知らん家に嫁にきて、
言いなりに働いて
あんたの人生はさぞやつまらんじゃろうと思うわ。
じゃけえ、いつでも
いにゃーええと思うとった。
広島でもどこでも。
ここがイヤになったんならね。
うちはあんたの世話や家事ぐらいどうもない。
むしろ気がまぎれてええ。
なくしたもんをあれこれ考えんですむ。
いらん気兼ねなどせず自分で決め」



「あんたが嫌にならん限り
すずの居場所はここじゃ」



なんと径子はあっぱれな女性だろう。


「やっぱりここにおらしてもらえますか」と、

すずが径子に言っている最中に、


「今なんか光った」

「なんですかあれ?雲ですか?」


新型爆弾が・・・・・・・・


生きているだけで、

「えかった」と思える時代。

リンは無事だったのか

分からずじまいだった7話。


「人が死んだら秘密もなかったことになるねえ」

桜の花が舞い散る季節に、

リンがそう話したことが思い出される。

生きていてほしいね、リンさんも。


尾野真知子の涙を流す演技は、

他のドラマでもすごいと思って見ていたが、

今回も涙がダーと流れるタイミングが、

まさしく、ここ!というタイミングで、

なんともすごい女優さんだと思いました。


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2018.08.20

この世界の片隅に 6話 感想 これから桜の花びらが舞うように人も散るのか…

お花見。桜の花びらが舞う中、

リンが、色っぽかった。


桜の花の色より、

少し濃いピンク色の着物のリンを

周作もすれ違いざまに見たけれど、

知人が「わろうとって安心した」と言う周作に、

「うちも周作さんがわろうとって安心しました」

と言うすず。


まさか周作は、すずとリンが木の上で

話していたとは思いもしなかったろう。


「人が死んだら記憶も消えてのうなるじゃろう。
秘密もなかったことになるね。
それはそれで贅沢なことかもしれんよ。
自分専用のお茶碗と同じでね」



死んだら生きていた間の記憶が無くなる…

今の時代でも、それはとても怖いこだけど、

死と向き合っていたあの時代はもっと。

でも、それも「贅沢なこと」と言うリンは、

悲しい過去をいっぱい背負っているんだろう。


北條家では円太郎が

帰ってこないと皆が心配していたら、

頭と腹をやられて病院にいた。


円太郎は、夜勤明けのとき、

空襲中にすずと晴美をかばったまま、

ぐっすり寝てしまったり、

のんきに歌を口ずさんでみたり、

そういうところが、ちょっとホッとするね。

だけど妻にしてみたら、

ムッとする気持ちになるのは分かる(笑)。


周作は軍事教練を受けたあと、

どうなってしまうんだろう。

「周作さん、うちはあんたが好きです」

好きなのに、大好きなのに、

離れ離れにさせられる。


過激なラブシーンなどないのに、

周作がすずの髪をなでるだけで、

ドキッとしてしまう。


すずが周作の似顔絵を描いているのを

見せて、見せない、と2人で言い合う姿は、

高校生の男女みたいで微笑ましかった。


周作がいなくても

家を守れるかと周作に聞かれて、

泣きだしたすずだけど、

すぐに気持ちを切り替えた。


現代版に切り替わったとき、

絵の上手な上品なおばあちゃんが、

絵をお母さんから、

すずさんから教わったと言った。

てことは、周作とすずの間に

女の子が生まれたということかな。

それとも…


防空壕を出たところで、

不発弾を目の当たりにしたすずは、

晴美ちゃんの手を引っ張ったが、

予告では、晴美ちゃんの姿がなかった。

すずは重症だが、生きているようだ。

そうなると、

径子はすずを許せない気持ちと、

すずに娘を頼んだ自分を

許せない気持ちに苦しめられるかもね。


戦争のドラマは重苦しい雰囲気に包まれるが、

このドラマは暗い話ばかりではないのがいい。

幸子が周作にいい人を紹介してもらって、

すずと志野にひやかされて、

腕をバンバン叩かれるのが嬉しそうで、

叩かれ過ぎて、ついに痛いと言ったとき、

思わず笑ってしまった。


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2018.08.13

この世界の片隅に 5話 感想 すずのことが好きだった水原の最後の笑顔

最後ではなく、最期。

もう会えない、永久に会えない、

だから水原はすずに会いにきた。


姑も径子も、そして周作も、

水原とすずが2人きりで話すことを

怒ったりしなかったね。


径子なら「何考えとる!」と怒りそうなのに、

嫁入り先の家の人が皆、優しい人で、

北條家の人たちの穏やかさが、

心を和ませてくれる。


周作は心の広い人なのか、

気が利きすぎる人なのか、

よう分からんけれど、

水原にとっては、戦地に赴く前に

すずと一晩、ゆっくり話せたことは

心の支えになったろう。


「おまえべっぴんになったで」

と水原はすずに言ったが、

本心だったと思う。


周作には遠慮がちに振舞うすずも、

気心の知れた水原には、

お盆で頭を叩いたり、「アホか」と言ったり。


平和な時代なら、

すずは水原と結婚していたかもね。


もう二度とすずには会えない水原。

すずにキスぐらいはしたかったろうが、

時すでに遅し。すずは周作のお嫁さん。

それに、すずは周作を心から愛している。


だからこそ、

周作がすずと水原を2人きりにして、

まるで妻を差し出すようなまねをした事が

すずには許せなかったんだね。


これまで喧嘩なんてしたことは無かったのに、

汽車の中で人目もはばからず、

夫婦喧嘩するとは…。

車掌さんの言葉に笑ってしまった。


すずの兄さんが戦争で亡くなった。

遺骨だと思っていたものが、

石ころだったことに、

生きているかもしれないと、

わずかな期待を持つすずのお母さん。


でも、石ころの意味は周作が知っていた。

部隊が玉砕して遺骨さえ拾えなかった。

家族にしたら、胸が張り裂けそうになったろう。


水原はすずに頼んだ。

「ずーっとこの世界で普通でおってくれ。
わしが死んでも、わろうて思い出してくれ」


あの時代に、この世界で、

普通でおるというのが、

どれだけ難しかったことか。


北條家の皆が風邪をひいて、

径子がどうしてもザボンが食べたいと、

まるで子どものようにすずに頼んだが、

ザボンって、そんなに美味しかったかしら?


すずはせっかく手に入れたザボンを、

例のお茶碗をリンに届けたときに、

遊郭の咳をしていた遊女に

1つ分けてあげた。


こういうところが、

水原の言う、こんなご時世に

「すずが普通で嬉しいわ」

というところなのかもねぇ。


嫁いだころは、おどおどしていたすずも、

少しずつ北條家の嫁として、

頼もしくなってきた。


5話は昭和20年のお正月から始まったが、

ついに呉軍港空襲…そして6話に続く。


これから周作は、そしてすずは、

どうなってしまうのか。

私は原作も映画も知らない。


ドラマは2018年とすずが生きた時代を

行ったりきたりしているが、今のところ、

私の頭の中では、2018年の登場人物は

完全にカットしてしまって、

必要のないものになっている。


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あはは☆るいです。ドラマやバラエティーの感想を主に書いています。時折、面白かった本やコミックの感想も。詳しくは自己紹介&ブログ紹介を見てね♪

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